飛島北・南CT


日本のほぼ中央に位置/海・陸・空を結ぶ日本のゲートウェイ

 日本のほぼ中央に位置し、東名・名神高速道路など、陸上輸送の大動脈と直結する名古屋港は、中部圏はもとより、東西経済圏への輸送を効率的にカバーするとともに、東北、北海道へはフェリー航路でも結ばれています。
 名古屋港はこの特性を活かし、自動車、工作機械、航空宇宙等、世界的なものづくり産業が集積する中部地方の海の玄関口として、産業と人々の暮らしを支えています。
 さらに、名古屋港から南へわずか7kmの海上には、空の玄関口となる中部国際空港(セントレア)があり、港との連携を図っています。
 このように、海・陸・空の輸送モードを組み合わせ、物流の最適化を実現できるのは、日本の中央に位置する名古屋港ならではの優位性です。

コンテナターミナルの将来計画

鍋田ふ頭コンテナターミナル

外貿コンテナ貨物の需要増及び物流機能の高度化に対応するため、第1、第2バース(T1,T2)に加え、水深12mの第3バース(耐震強化)を2009(平成21)年より工事着手し、2012(平成24)年4月に供用開始しました。
将来的には、さらに2バース(水深12m、250m×2)を整備し、連続5バースの物流拠点とする計画です。

飛島ふ頭南側コンテナターミナル

国際競争力の強化を目指し、外貿コンテナ貨物の需要増及びコンテナ船のさらなる大型化に対応するため、水深16mの大水深高規格コンテナバース(耐震強化)として、2005(平成17)年12月第1バース、2008(平成20)年12月に第2バースを供用開始しました。さらに、水深16mの第3バースを計画しています。
将来的には1,200mの連続3バースとし、効率的な運用を図ります。

飛島ふ頭東側コンテナターミナル

船舶の大型化等に対応するため、2バース(水深12m、300m・350m)を増深・耐震強化し、水深15m、350m×2として再整備する計画です(2022(令和4)年10月に一部供用開始)。
また、ガントリークレーンの大型化も順次行う予定です(現在6基導入済み)。